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先日の任天堂の株主総会がありましたが、そこでの岩田社長が基本無料ゲームの呼び方へのこだわりが話題となっていました。

2015年6月26日(金)第75期 定時株主総会 質疑応答
ご質問にあった課金方式について申しあげますと、(スマートデバイス向けのゲームアプリには)「売り切り型」そして「アイテム課金型」と呼ばれるものがあります。「アイテム課金型」については、世の中では「Free to Play」という言葉が一般的に使われています。これは「タダで遊べる」という意味ですが、「Free to Play」という言葉は、「ゲームというものに価値を感じていただき、その価値をなるべく高く維持したい」と考えている当社としてはあまりよい言葉ではないと思い、「始めるのはタダ」という意味で「Free to Start」と呼ぶようにしています。

Free to Play(フリー・トゥ・プレイ)は「無料でも最後までプレイできる」というコンセンサスがありますが、Free to Start(フリー・トゥ・スタート)と言われると「無料で遊べるのは最初の1面だけ。続きは課金必須」というイメージで警戒してしまいます。
ユーザー目線で考えるならむしろ逆効果である気もしてきます。

まあ日本では「基本無料」と呼ぶのが一般的でもあり本当にどうでもいい話だと思うのですが、岩田社長的には株主総会での報告が必要なレベルの案件なのかもしれません。