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セガゲームス始動! 代表取締役社長CEO・里見治紀氏に訊く、新会社設立の意図と将来像(2/3) - ファミ通.com

2015年4月にセガはセガネットワクークを吸収合併し「セガゲームス」と社名を改めましたが、そのCEOである里見氏がコンシューマー事業の今後の方針などについて語ったインタビューが公開されています。

日本国内を見ると“きびしい”という印象を受けますが、グローバルで見ると、例えばプレイステーション4が過去最速で売れていたりと、チャンスはあると思っています。我々がとくに手応えを感じているのはアジアです。先日『龍が如く0 誓いの場所』の繁体中文版を香港や台湾で発売しましたが、予想を上回る売り上げを記録しました。また、倫理的・モラル的にコピー製品を買わないという風潮がアジアに生まれて始めていますが、これは劇的な変化で、我々にとっては追い風です。欧米展開に関しては、アトラスから多くを学びました。アトラスは、日本だけではなく、欧米も含めた売上総数を想定してビジネスをやっています。
(中略)
たとえば、最初から「日本で50万本売れないと利益が出ない」という企画にはなかなかゴーサインが出しづらいですが、「世界で60万本の販売を見込み、日本では30万本を売ればいい」となると、ハードルが下がるので、こちらとしてもゴーを出しやすい。そういう意味で、チャレンジの幅が広がるのではないでしょうか。しっかりとしたクオリティーのタイトルを、日本のタイトルが好きなユーザーに届けていくことができれば、海外でも十分にチャンスはあると思っています。
(中略)
スケジュールより、クオリティー重視ということでお約束はできませんが(笑)、家庭用ゲームについては東京ゲームショウで何らかの発表をしたいと思います。

セガは欧米受けを狙って「よくわからんけど、外人はこういうシューターが好きなんだろ?」的な安易さで『バイナリードメイン』を出したものの失敗に終わるという過去のトラウマを持っています。
また、スマホが強い日本市場の現在に流され気味でもあり、コンシューマー事業に関しては萎縮しているという感もありました。

しかし、海外でのPS4の急速な普及、龍が如く0のアジア市場での成功、日本向けの内容でありながら欧米でもしっかり売り切るアトラスなどに影響を受け、「猿真似ではなく、クオリティの高い日本向けタイトルを作れば海外でもイケる」という自信を取り戻したようです。

東京ゲームショウでは、気合の入った新作タイトルを見せてくれることに期待したいところです。