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カプコンの2015年1Q(4-6月)決算は、売上高145億円(前年同期比+51.9%)、営業利益20億円(+59.8%)と大幅な増収増益となりました。売上はゲーム部門も増えていますが、収益に関しては主に「バイオハザード6」のパチスロ機が牽引役となったようです。

2016年3月期 第1四半期決算短信 

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アミューズメント機器事業
パチスロ機部門は、満を持して発売した「バイオハザード6」が安定したファン層に支えられ、幸先のよいスタートを切ったことにより順調に販売台数を伸ばすとともに、売上高を押し上げるなど、収益向上のけん引役を果たしました。
一方、業務用機器部門につきましては、「ルイージマンション アーケード」を6月に発売したほか、既存商品のリピート販売主体による営業展開を行ってまいりました。
この結果、売上高は60億42百万円(前年同期比303.2%増)、営業利益17億72百万円(前年同期比182.4%増)となりました。

■ゲーム事業
デジタルコンテンツ事業
当事業におきましては、「デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション」(プレイステーション 4、Xbox One、パソコン用)が底堅い売行きを示したほか、リピート販売やダウンロード版も海外を中心に健闘いたしました。
一方、オンラインゲームは弱含みに展開したほか、モバイルコンテンツも「スマーフ ビレッジ アンド ザマジカル メドウ」(iOS用)が順調な滑り出しを示しましたものの、訴求タイトルの不足などにより軟調に推移いたしました。
当第1四半期は、有力タイトルの投入サイクルが端境期となりましたものの、全体として堅調に推移するなど、下期の本格的な攻勢に向けて地均しを行うことができました。
この結果、売上高は62億94百万円(前年同期比14.3%増)、営業利益11億7百万円(前年同期比2.2%減)となりました。
ゲーム事業は売上高63億円(前年同期比+14.3%)、営業利益11億円(▲2.2%減)と増収減益。大きなパッケージタイトルの投入がなかった割にはまずまずといったところでしょうか。
一方で、ソシャゲについては「弱含み」「訴求タイトルの不足」「軟調に推移」とネガティブなワードが並びます。
カプコンは2014年3月に93億円の特別損失を出してモバイル事業の構造改革を行ったのですが、いまだ結果が出ていないようです。レベルファイブもそうですが、ソシャゲに手を出せば必ずある程度は売れて利益が出るという訳ではないのが面白いところですね。

(参考)
株式会社カプコン | 特別損失の計上、業績予想の修正ならびに 個別業績予想および前期実績値との差異に関するお知らせ (2014年3月31日)
現時点ではモバイルコンテンツ等において、成果を生み出すまでには至っておりません。このため、当社の保有する固定資産等について、将来の回収可能性を総合的に検討した結果、事業構造改善費用等の特別損失を連結で約50億円、個別で約43億円計上する見込であります。