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Wii Uの期待の新作『Devil's Third』の海外レビューが公開されましたが、IGN Itariaが40/100、Game Spotが30/100と酷評され、メタスコアはなんと40/100。任天堂タイトルとしても非常に低い評価を受けてしまっています。

Devil's Third for Wii U Reviews - Metacritic
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Hobby Consolas 79/100
IGN Spain 60/100
Meristation 55/100
IGN Italia 40/100
Gameblog.fr 30/100
GameSpot 30/100
Digital Spy 20/100

ざっと読んでみたところでは、以下のような評価を受けているようです。
・グラフィックが古くさい
・技術的な問題を抱える
・操作性が悪い
・退屈
・アイデアの欠如
・同じことの繰り返し
・独創性に欠けたストーリー
・アクションゲームとしてもシューターとしても失敗
・マルチプレイは多少マシだが、ゲームとして求められる水準に達していない
・Wii Uのために開発されていないことは明らか
・板垣は開発中に昼寝していたのか
・低予算ゲームでさえ許されないレベルの驚くべき無能さ

なお、板垣氏へのインタビューによると、本作は任天堂の岩田社長が「ぜひやろう」と判断して拾いあげたタイトルであり、ゲーム内容には任天堂の意向も反映され、マリオクラブによる徹底的なチェックも入っているとのこと。

『Devil's Third(デビルズ サード)』板垣伴信氏インタビューの完全版を公開!(2/3) - ファミ通.com
板垣 『Devil's Third』がWii Uで発売されることになった経緯ですが、こちらから任天堂さんにご挨拶に行きまして、こういうゲームがございますと説明しました。
(中略)
そうしたら、担当者の方々を始め、岩田社長が、「ぜひやろう」と。そう言っていただいたわけです。岩田社長がなぜやろうじゃないかと言ってくださったのかは、あくまで想像でしかありませんが、いろいろなラインアップというのはどういうハードであれ必要なわけですから。岩田社長を始めとする任天堂の皆さんが、新しいシューター、新しいアクション、新しいゲームというものへの可能性を感じてくださったのではないかと。そのように思っています。

――実際にWii Uで作ることが決まってから、任天堂さんからの要望はありましたか?
板垣 最初はTHQさんと作っていましたから、任天堂さんとは途中からということになりますよね。だから、抜本的な変更とか、そういうことはできないじゃないですか。ただその中でも、僕はここをこうするべきだろうとか、こっちのほうがいいんじゃないかということは、任天堂さんとヴァルハラで組んずほぐれつ、ですよ(笑)。

――とことんやり合ったわけですね(笑)。
板垣 そうですよ。話が飛びますが、マリオクラブ(編註:任天堂から発売されるゲームを専門にデバッグする会社)がすごくて(笑)。ハンパないですよね。

最近はスプラトゥーン(メタスコア81)をはじめとして任天堂自身が設定したメタスコア85というラインを超えられないソフトばかりという現状でもあり、ゲームに必要とされるクオリティを満たすことができなくなってきている任天堂の開発力の低下を示している一例と言えそうです。