2015年に発売された27タイトル(11月現在)のメタスコア平均は69.89と過去10年で最低になっていることが海外掲示板のNeoGAFに掲載され話題になっています。
なお、SCEは16タイトルで平均76.06、マイクロソフトは11タイトルで平均80.82となっているようです。
Nintendo's reviews at an all time low for the past 10 years - NeoGAF
Data derived from Nintendo's Profile - MetacriticAverage Scores 2015Nintendo: 69.89 (27 games)Sony: 76.06 (16 games)Microsoft: 80.82 (11 games)
個々のタイトルのメタスコアを確認してみると、どうぶつの森やマリオテニス、デビルズサードなどが酷評され、大きく平均スコアを下げていることがわかります。
Animal Crossing: Happy Home Designer for 3DS Reviews - Metacritic
Mario Party 10 for Wii U Reviews - Metacritic
Mario Tennis: Ultra Smash for Wii U Reviews - Metacritic
Devil's Third for Wii U Reviews - Metacritic
Animal Crossing: amiibo Festival for Wii U Reviews - Metacritic
岩田前社長は生前に我が社の製品は他社よりもメタスコアが良いなどと自慢していたものですが、ここのところのソフトのクオリティの低下は一体どうしたことでしょう。
健康事業、スマホアプリ、新規ポイントサービス、NXのハード・ソフトの開発と忙しく、3DSやWii U向けのソフト開発にリソースを割く余裕がないという社内事情は理解できますが、マリオやどうぶつの森といった任天堂の主力キャラクターのブランド価値をもっと大切にしたほうが良いのではと老婆心ながらに思います。
もっとも、これからはスマホゲーに任天堂IPをどんどん突っ込んでいくのでありますし、キャラクターを大事にして高品質なソフトを提供し、ブランドを守っていくという考えは任天堂にとってもはや過去のものなのかもしれません。