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PSVRの仮想空間内に大きなスクリーンを浮かべ、既存のPS4ゲームや映像コンテンツを表示させる「シネマティックモード」が話題になっていますが、その詳細な内容がレポートされています。

PSVRを買うともれなく226インチのTVが付いてくる? - GAME Watch

スクリーンサイズはS、M、Lの3サイズを設定できる
シネマティックモードは、一言で言ってしまえばPSVRのOLEDでPS4を楽しむモードだ。スクリーンサイズはS、M、Lの3段階があり、それぞれ2.5メートルの距離から、視野角54度で117インチのモニター、視野角71.5度で163インチのモニター、視野角90度で226インチのモニター相当となり、標準ではMとなっている。

既存のPS4ゲームやBD、360度動画などあらゆるコンテンツに対応
このモードが素晴らしいのはなんといってもTVがいらないところだ。PS4にPSVRを接続し、シネマティックモードで利用すれば、PS4タイトルやPSVRタイトルのプレイはもちろんのこと、Blu-rayの視聴、静止画、動画や全天球カメラで撮影した360度写真や動画までPSVRのOLEDだけで楽しめる。

仮想スクリーンの位置は好きな位置に設定可能

おもしろいのは、この巨大なバーチャルモニターの位置を自由に変えられるところ。標準では大画面TVや映画館のような、真正面の位置にバーチャルモニターが設置されるが、好きな位置に顔を向けてオプションボタンを押し続けることで“リセンター”できる。これにより、真上にバーチャルモニターを置いてベッドに寝転びながらPSVRを利用したり、横に置いて肩肘をつきながら映像を視聴したりなど、マニアックな使い方もできる。

今では生産終了となったHMZシリーズを開発していた部隊もPSVR開発チームに合流していますので、これまでに培ったヘッドセットでのコンテンツ視聴におけるノウハウも活かすことができていそうです。
VR専用コンテンツだけでなく、既存のPS4ゲームなどを大画面でプレイできるということはメリットとしてわかりやすいので、購入するかどうか迷ったときに背中を一押しするための機能になるかもしれません。