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SCE WWスタジオの吉田修平氏がインタビューにてPSVRについて語っています。

[GDC 2016]発売時期と価格が発表されたばかりの「PlayStation VR」について,SCEワールドワイド・スタジオのプレジデント 吉田修平氏に聞く - 4Gamer.net


PS Cameraの販売数が750倍に膨れ上がった地域も

すでに,発表から1日でPlayStation Cameraの販売数が750倍ほどに膨れ上がってしまった地域などもあるようです。これまでPlayStation Cameraを持っていなかった方などが殺到したのだと思いますが,ローンチ時にベースユニットはあるのにPlayStation CameraやPlayStation Moveがないという事態は,絶対にあってはならないことですからね。

シネマティックモードでの3D立体視はアップデートで対応予定
おそらくローンチ時点では,3D映像に対応しているタイトルでも2Dで表示されることになると思います。ニーズがあることは分かっていますので,ローンチ後のシステムソフトウェアのアップデートで対応できるように検討しています。念のために申し上げておくと,3D映像対応のBlu-rayそのものはローンチ時から利用できます。ただ,システムソフトウェアがアップデートされるまでは2D表示になるということです。

ロンチの50タイトルは多すぎて逆に心配になるレベル
正直,少し多すぎたのではないかと感じる部分もあります。当然ながら,この50タイトルの中には開発が遅れるものや,それとは逆に追加されるソフトもあると思います。PlayStation VRというハードウェアの普及が一から始まることを考えたときに,あまりに多くのソフトが出ていると,各メーカーさんが十分な収益を上げられなくなるという可能性も出てくるわけです。

PS Cameraは日本のAmazonでも現時点で在庫切れで入荷未定の状態となっていますね。PSVR本体を買えたはいいがカメラが無いために使えないという事態を避けるという意味が大きいのでしょうが、抑えきれない購買欲を満たすために買えるものは買っておくという代償行為の側面もあるのかもしれません。

BDの3D立体視も、PSVRの大画面であればまた別次元の没入感が得られそうでので、対応は嬉しいところです。

ロンチにいきなり50タイトルが集中することはユーザーとしては嬉しいのですが、プラットフォーマーとしては参入したサードにきっちりと儲けてもらいたいという思いがあるようですね。
これについては、ユーザーとしても1本の大作ソフトをじっくりやり込むというよりも、様々なタイプのゲームを試してみたいという欲求が強いと思われますので、それほど心配はないかもしれません。
ただし、ドライブゲームはその相性の良さからのめり込んでしまう可能性があります。ロンチタイトルの目玉としてGT Spotsが来るのではという観測もありますが、ちょっと遅らせて手薄になりがちな時期に投入したほうがいいかもしれません。