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ソニーの2015年度決算は、売上高8兆1067億円(前年同期比1.3%減)、営業利益2942億円(同329.2%増)、最終利益1478億円(同2738億円増)と、売上高は微減ながらも大幅な増益を果たしました。

平成28年3月期  決算短信(PDF)

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プレゼンテーション資料(PDF)

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■セグメント別の業績

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■ゲーム事業

ゲーム事業は売上1兆5519億円(前年比11.8%増)、営業利益887億円(84.4%増)。PS4の2015年度の販売台数は1770万台(前年比19.6%)と大きく伸び、ゲーム事業の躍進の原動力となりました。PS4の累計販売台数は4000万台を突破し、なおも累計1億5000万台売れたPS2を上回る普及ペースを維持しています。
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また、ネットワーク売上は前年度から5割増と大きく伸び、2016年1~3月期は1500億円越えとなった模様。
PS4が売れれば売れるほどPS Plus会員が増え、DL版売上も上がるという好循環が生まれているようです。仮に売上の伸びが止ったとしても、2016年度はネットワーク売上だけで6000億円以上の売上が上がり、スマホだ健康事業だとやっきになっている他社を軽く越えてくる計算になります。
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今年度はアンチャーテッド4、トリコ、Horizon、GT Sportsといった主力ファーストタイトルが登場しますし、FF15やペルソナ5、テイルズといった大作RPGやPSVRのロンチを控えていますのでさらに業績を伸ばすことは間違いないと思われます。

心配なのは熊本地震の影響による損失ですが、機械や設備の損傷については保険が下りますし、オフシーズンのため機会損失は抑えられることが不幸中の幸いといったところでしょうか。