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PS4の上位機版として位置付けられるPS4 NEOですが、なぜこのタイミングでの投入が必要になったかをまとめてみました。

1. 4K対応の必要性

4Kテレビや4Kモニタの価格低下が急激に進み、ユーザーの4Kへのニーズが高まってきています。Ultra HD Blu-rayドライブの仕様も策定され、ソニーグループの一員としても4Kを無視することができなくなってきました。

2. アーキテクチャ刷新への対応

現行PS4のAPUは28nmプロセスで製造されていますが、2016年~2017年は一気に微細化が進むFinFET14nmへの移行の時期にあたります。
それは単に製造プロセスの微細化というだけではなく、性能が大幅強化されたAMDの新アーキテクチャ「Polaris」への移行タイミングでもあります。

3. デベロッパーからの要請

デベロッパーは常に画質を取るか60fpsを取るかのジレンマに悩まされ、最適化が十分でないソフトだと30fpsを割り込んでしまうこともしばしばです。
また、2016年秋に登場するPSVRでは、1080P 60fpsが最低条件、できれば1080P 90fpsという高い要求が存在します。

4. PS4のシェア固定化の狙い

SIEとしては、圧倒的シェアを獲得したPS4世代の寿命の最大化を狙いたいところでしょう。また、劣勢に立たされたMSは高性能ハードの投入で形成逆転を狙っており、その対抗の必要性が生まれています。
来年発売予定の任天堂の新ハード「NX」は、Xbox Oneより低性能とされていますので、その対抗という意味は薄いと思われます。

こうした複数の要因を考えると、PS4 NEOのこのタイミングでの投入は必然であることがわかってきます。いわゆる「複数の問題を一気に解決するアイデア」と言えるのかもしれません。