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ソニーの2016年度第1四半期決算は、売上高1兆6132億円(前年同期比10.8%減)、営業利益562億円(同42.0%増)、最終利益212億円(同74.3%減)と減収減益となりました。

営業利益については、熊本の震災により工場が停止したことによる342億円の損失と、昨年の一時的な売却益351億円を除くと、実質的な営業利益は前年比286億円増となりました。
営業利益の増加には、ゲーム事業の大幅な伸びと、これまで赤字続きだったスマホ事業の黒字化が貢献しているようです。

さらに、昨年はオリンパス売却益などで495億円の一時利益がありましたので、営業利益と合わせて1386億円の下押し圧力を受けての実質的な最終損益は774億円増となっています。

平成29年3月期 第1四半期決算短信
(PDF)
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プレゼンテーション資料(PDF)
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■ゲーム事業

ゲーム事業は売上3304億円(前年比14.5%増)、営業利益440億円(125.6%増)。PS4の販売台数は350万台(前年比14.3%)を売り上げ、PS4の累計販売台数は4360万台となりました。

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今年度後半にはGT SportsやHorizon、トリコといった強力なファーストタイトルに加え、FF15やバイオ7といった数年ぶりのサードの大作、さらにはPSVRのロンチも控えていますので、PS4の今年度中の6000万台突破は確実なところでしょう。