4b8eede205e2141bae53e2f5ee6ac018

任天堂:スマホ向けマリオ配信、株価は1カ月ぶり日中下落率 - Bloomberg


任天堂は16日未明、スマートフォン向けゲーム「スーパーマリオラン」の配信を開始した。調査会社によると、日米のダウンロード数で首位となった。株価は4日連続の下落となった。
マリオランは日本時間の16日午前3時ごろ、全世界で一斉に配信が始まった。米調査会社センサータワーによると、午後3時時点のダウンロード数は日米のほか、独や英でも首位。売り上げでは米で首位、日本で27位に浮上した。

マリオランを課金せずに遊べるのは最初の3ステージだけで、それ以降のステージを遊ぼうとすると1200円を課金しなければならないという課金システムが特に不評であり、セールスが期待できないことが株価暴落の原因ようです。
無料ですべてのコンテンツが遊べ、やり込む場合にのみ課金するというスタイルが一般的なスマホの世界で、この雑なマネタイズのやり方は受け入れられなかったようです。

そもそも最初はスマホで任天堂IPに触れる機会を増やし、家庭機に誘導するという目的でスマホに参入したはず。それが、Wii Uの早すぎる撤退が象徴するように本業の傾き追い込まれたことによって方針がブレ、利益をスマホで稼ごうと欲を出したことによる悲劇と言えるかもしれません。

2014年1月30日(木) 経営方針説明会/第3四半期決算説明会 任天堂株式会社 社長 岩田聡

任天堂自身は、スマートデバイスで直接ビジネスを展開するアプローチではなく、スマートデバイスでお客様とのより強いつながりをつくることによって、自社プラットフォームのビジネスを拡大するアプローチを優先することにしたいと考えています。