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ソニー営業益、最高に迫る 18年3月期8割増の5000億円:日本経済新聞
ソニーの業績が伸びている。2018年3月期は、本業のもうけを示す連結営業利益(米国会計基準)が5000億円程度と前期推定比で約8割増えそうだ。スマートフォン(スマホ)のカメラに使うCMOSセンサーなどエレクトロニクス事業の利益拡大がけん引し、過去最高を記録した1998年3月期(5257億円)に迫る。
(中略)
足元はスマホに使う画像センサーの需要が増えており、家庭用ゲーム機「プレイステーション4」の販売も伸びている。今期はこうした世界的に競争力のある製品がけん引役となるうえ、高単価の4Kテレビと一眼レフのデジタルカメラも収益の支えになる。

ゲームや金融が絶好調の上、モバイル、テレビ、カメラ事業などの足を引っ張ってきた事業も続々と黒字転換したため、営業黒字が凄いことになりそうとのことです。

前期も熊本での工場被災(535億円)、電池事業の売却に伴う損失(375億円)、映画事業の営業権の減損処理(1121億円)という2000億円超の特損がありながら2850億円の営業利益を叩き出していましたので、実現は十分可能でしょう。

なお、ソニーの70年の歴史の中で5000億円以上の営業利益を達成したのは1998年3月期の一度だけ(5,257億円)。これを超えてくるかどうかにも注目です。