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2017年3月期のソニーの決算は、売上高7兆6033億円(前年比6%減)、営業利益2887億円(同2%減)と売上、利益ともに微減となりました。

映画事業で1121億円、電池事業で375億円の減損処理と、535億円の熊本での震災被害の影響があったことを考えると赤字でもおかしくないところ、3000億円近い営業利益という驚くべき数字と言えます。

2016年度 連結業績概要(PDF)
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■ゲーム事業

ゲーム事業は売上1兆6498億円(前年同期比6%増)、営業利益1356億円(同35%増)と絶好調。
PS4は発売から3年半を待たずして累計6000万台に達し、依然として同時期のPS2を上回る販売ペースを維持しています。
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PS4の来年の販売台数は1800万台と今期の2000万台に対し少し目標を下げてきているのですが、それでも売上は今期比12.7%増と二桁成長を見込んでいるところが若干気になるところです。
品薄が続くPS4 ProやPSVRの増産、ソフトやネットワーク売上の増加を見込んでいるということなのかもしれませんが、今期中に発売7年目を迎える予定となっているVitaの後継機投入を予定しているというのは深読みしすぎでしょうか。