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野心的なタイトルがプレイステーションの代表になる――SIE WWS吉田修平氏インタビュー【E3 2017】 - ファミ通.com

――つぎに、『ワンダと巨像』についてうかがいます。これは、リマスター版なのでしょうか、それともリメイク版なのでしょうか?
吉田 リメイクです。今回は、ゲーム内容はオリジナル版といっしょですが、アセットはすべて作り直しています。PS4の時代に『ワンダと巨像』を作るなら、こういう技術が使えるだろうと。Bluepointは、PS3向けの『ICO』と『ワンダと巨像』のリマスター版を作った開発会社なんです。だから中身はよく知っています。

――ゲーム内容はPS2版と同じなのですね。
吉田 同じですが、操作系などは時間とともにユーザーさんの好みが変わっていますので、現代風に遊べる工夫を入れようと思っています。もちろん、オリジナルの感覚でも遊んでいただけますが。原作のよさを、いまの技術で表現します。上田さん(上田文人氏)は、今回はあまり関わっていません。

『ワンダと巨像』 E3 2017 トレーラー



アグロへの騎乗時の操作や武器の切り替え、ジャンプなどは今の主流の操作系とはかなり異なっていますので、そのあたりが現代風に変更されると遊びやすくなりそうですね。カメラなども改善されているとうれしいところ。

ワンダはPS3版でずいぶんやり込みましたが、また今回もハードモードのタイムアタックに挑戦したいと思います。おそらくICOもどこかのタイミングでリメイクされると予想されますので、そちらも楽しみです。