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西田宗千佳氏による、SIEのCEOであるアンドリュー・ハウス氏へのインタビュー記事が公開されています。
携帯機、PS4、PSVRの今後などについて語られており、なかなか興味深い内容となっております。

PS4普及期の戦略。1.5億台を狙うPS4、次の100万台へ拡大するPSVR

ライフサイクル的に4年目のPS4が中心ではあるが、携帯機を縮小させるつもりはない
−−では、携帯ゲーム機はシュリンクさせてしまうのですか?

ハウス:そのつもりはありません。しかし、これから規模的に考えると、PS4が4年目に入って元気がありますから、PS4が中心になるのは間違いありません。

・PS4はPS2越えのペースで売れ続けている。累計でのPS2越えも視野
−−PS4の販売目標は達成できる、とのことでしたが、それはどのくらいの数字を見込んでいるのですか?

ハウス:社内的にひとつの目標は、「PS2を超えること」です。(筆者注:PS2は2011年2月に累計販売台数1億5,000万台を突破している)幸いここままでは、PS2を超えるペースで進んでいます。

・PSVRは将来的な柱のひとつ。VRコンテンツはかなり売上が出てきた

−−将来的な柱についてはいかがですか?

ハウス:3つある、と考えています。

 一つ目はPSVRです。まったく新しいマーケットが育ちつつあります。これからは販売台数がある数に達した段階で、もう少し大手のゲームパブリシャーに参入していただきたい、と考えています。

 PSVRの立ち上げは、新しいゲーム機の立ち上げに似ています。数が増えていない状況ではビジネスチャンスも限られてきますから、そこは(プラットフォーマーである)我々とパブリシャーがお互いに責任感をもってやっていければ、と思います。

 VRの場合、カプコンの「バイオハザード7」のようにフルのゲーム体験で面白いものを作ったところもありますし、それとは別に、ゲームの一部にVRを使ったり、スピンオフを作ったりもできます。それらのVRコンテンツも、かなり売上が出てきていて、これは良い傾向だと考えています。 

同時にSIEJの森田氏、WWWスタジオの吉田氏へのインタビューも掲載されていますが、国内限定の話で目新しさも無かったので割愛。

気になるのは携帯ゲーム機の今後ですが、発売から丸6年を迎えようとしているVitaが縮小してくのは間違いないので、携帯ゲーム機市場をシュリンクさせないとすれば新型機の投入が解となるのは自明でしょう。
なお、いくつかの特許によって、ソニーが新型携帯ゲーム機の研究開発を行っていることは既に明らかになっています。

ソニーの携帯ゲーム機向け特許が公開 噂のVita後継機「トリニティ」か

ソニーの新たな携帯機向け特許が公開 本体側の仕様が一部判明

ポイントは新型携帯ゲーム機の発売時期です。
ハウス氏の口ぶりを見ると、今はPS4に全力投入してリソースが分散するのを避け、PS4がライフサイクル後半に差し掛かった頃に携帯機投入というシナリオなのでしょうか。
AMDが2018年初頭からモバイル向けAPUのRyzenを発売するので、2018年末発売あたりだと技術的タイミングもよいかもしれません。