任天堂株が7%超す下げ、E3で「スイッチ」伸び悩みを意識 | ロイター
東京株式市場で13日、任天堂(7974.T)が前日比で7%を超す下げとなった。12日に開幕した米ロサンゼルスでゲーム見本市「E3」で家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売伸び悩みが意識された動き。E3の開催時期に合わせてNintendo Directの録画放送が行われましたが、放送時間の大部分が既出タイトルであるスマブラの参戦キャラ紹介に割かれ、サードタイトルはおろか以前にロゴだけ発表していたメトロイドやDQ11の続報、どうぶつの森新作、2Dマリオ新作、ゼルダ新作といったファーストタイトルも殆ど発表されないという状態だったことを受けて失望売りが広がった模様です。
そのスマブラも発売は12月と遅めですし、ポジティブなニュースは今後数か月出てきそうにないと考えればこのタイミングで売っておこうというのは投資家としては当然と言えるかもしれません。
また、来月には第一四半期の決算発表を控えていますが、北米でのSwitchの売上は前年比4割減であることを考えると、前年比30%増の2000万台売るどころか前年比割れで下方修正に追い込まれる可能性もありそうですので、ホールドするには怖すぎるタイミングとも言えそうです。