ソニーの2021年度第2四半期の決算発表が行われ、PS5の販売台数が1340万台に達していることが判明しました。ハードウェア売上は1606億円(前期比1192億円増)と、前年のほぼ4倍に達しています。

PlayStation 5,第2四半期の販売台数は330万台。累計で1340万台の販売を達成
ソニーグループが「2021年度第2四半期連結業績補足資料」を公開し,第2四半期(2021年7月~9月)のPlayStation 5の販売台数が330万台だったことを明らかにした。これにより,2020年11月の市場投入以来,PlayStation 5の販売台数は累計で1340万台に達した。



また、ソニーの決算発表資料では以下のような情報が公開されています。
  • ゲーム事業は売上高6454億円(前期比1388億円増)、営業利益827億円(227億円減)
  • ソフトウェアは出荷7640万本、うち760万本がファーストタイトル
  • ダウンロード比率は62%
  • PS  Plus会員は4720万人、PSNの月間アクティブユーザは1億400万人

2021年度 第2四半期 連結業績概要(PDF)
sony2021q2_1
 
2021年度第2四半期連結業績補足資料(PDF)
sony2021q2

ハードウェア売上はPS5効果で4倍増となりましたが、PS5の利益率が抑えられていることや、2020年7月に発売された『Ghost of Thushima』クラスのファーストタイトルが無かったことなどもあり、利益は伸びなかった模様です。
なお、半導体不足の影響を受けてPS5の生産に苦しんでいることが伝えられていますが、発売から4半期経過時点でのPS4の出荷台数は1350万台とほぼ同等の数字を挙げてはいますので、コロナ終息後のPS5の販売台数はPS4を大きく超えることが期待できそうです。